1年で16㎏痩せたトレーナーが伝える「ダイエットを失敗する人」に共通する3つのこと
「思っていたほど痩せなかった」
「やめたらあっという間にリバウンドしてダイエット前より太った」
「あれほど食べるのを我慢したのに…」
ダイエットを経験した方の中にはこのような経験をされた方が多くいらっしゃるかと思います。
なぜこれだけ頑張っているのに痩せられないのか。
1年で16㎏の減量に成功したトレーナーが多くの人が失敗する自己流ダイエットにおける共通の原因を解説していきます。
自分の現在地を知らない
皆さんがこれから行きたい場所があったとき、行き方が分からなければ目的地を調べますよね?
ダイエットも同じで、痩せ方が分からなければまずは調べると思います。
ここまではいいのですが問題はここからです。
ネットに載っているダイエットの方法は目的地に辿り着くための手段の一つであり、目的地までのルートではないのです。
つまり自分の現状に対して何が必要で何が余分なのかを見極める必要があります。
これからダイエットを始めようと思っても、現在の自分の身体がどんな状態なのか、自分が今どこにいるのかという「現在地」を知り、正しい方向に向かってスタートすることが大切です。
現在地がどこなのかをあいまいにしたままスタートしてしまうと、ゴールにたどり着くまでに莫大な時間と無駄なお金を浪費することになりかねません。
炭水化物を抜きすぎる
炭水化物は太るからと敬遠されがちですが、炭水化物を抜くことは痩せにくい体を作る原因になります。
確かに炭水化物をを抜くと、ダイエット初期の体重の減少幅は大きくなります。
なぜなら、糖質は筋肉や肝臓に糖質1gに対し水分が3gくっついてくる状態で貯蔵されています。
ということは体内の水分量が一時的に減っているだけで、体脂肪が減ったわけではないのです。
さらに体内では不足した炭水化物を補うために「糖新生」という現象が起こります。
最も利用効率の高いエネルギー源である糖が不足することで体内のタンパク質を分解してエネルギーを生み出すシステムです。
これが起こると、身体のエンジンである筋肉量が減ることで代謝が落ち、リバウンドしやすい体となります。
つまり、炭水化物を抜いた結果、痩せにくく太りやすい体になってしまうのです。
過剰な糖新生を起こさないためにも、ダイエット中も炭水化物をきちんと摂ることが大切です。
目安として、毎食茶碗1杯150g程度のお米であれば問題ありません。
夜遅いからと夕飯を抜きがち
仕事に忙しい方は、よくあるシチュエーションだと思います。
そんなとき、寝る前に食べると太るからと夕食を抜いてしまうと逆に太る原因になります。
空腹で寝ることで、体が飢餓状態になります。
すると、下がりすぎた血糖値を上げるためにホルモンが分泌され、身体が覚醒状態となり寝ているつもりでも脳は覚醒し、睡眠が浅くなります。
夕飯を抜くことで結果として、睡眠不足でストレスを抱え、翌日の仕事にも悪影響を及ぼします。
実は、睡眠不足によるストレスは、ホルモン分泌や自律神経にも影響を及ぼし、食欲を高めるホルモンの分泌を促すことがわかっています。
安易に夕食を抜いてしまうと、翌日に暴食をしてしまい後悔することにもなりかねません。
寝る前の食事でも、茶椀1杯のご飯に具だくさんの味噌汁、メインのおかずに副菜といった形で食べましょう。
トータルカロリーが1日の消費を下回れば太ることはありません。
最後に
ダイエットを成功させるには「続ける」ことが1番重要です。
しかし、継続しても間違った方法を繰り返していたり、あなたにとっては非効率な方法を選んでしまっては、いくら頑張っても効果がでません。
根拠のない情報や、間違った情報に振り回されず、正しい知識をもって継続していきましょう。
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