【夏のダイエット特集】1か月で2㎏痩せるための炭水化物の基礎知識
ダイエットにおいて炭水化物は太るからと減らしてしまいがちですよね?
実は、ダイエットにおいて炭水化物を抜くことはマジでやってはいけないことです。
これを見れば、ダイエットだけでなく今後の人生での炭水化物との付き合い方が分かると思います。
現在、ダイエット中の方やこれから夏に向けてダイエットを始める方はぜひご覧ください!
炭水化物の働きと役割
炭水化物の主な役割は、エネルギー源になることです。
炭水化物の摂取が不足すると、エネルギー不足による疲労感が大きくなり体脂肪だけでなく筋肉までも分解されてしまいます。
逆に、炭水化物を過剰に摂取すると、消費しきれなかった炭水化物は中性脂肪になり体脂肪として蓄積されます。
体脂肪は体温維持などの大切な働きをしていますが、過度に増えすぎることで肥満や生活習慣病の原因になります。
あなたに合った炭水化物の目安は?
三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)のうち、炭水化物は全体の5~6割となりタンパク質や脂質よりも割合が多くなります。
例えば、1日の必要エネルギー量が2000kcalの場合、1, 000~1,200kcalを炭水化物から摂取すると50~60%の範囲内になります。
炭水化物は1gにつき4kcalのエネルギーになるため、250~300gの炭水化物(糖質)を1日の摂取量の目安にすると理想の割合となります。
ダイエットにおいて体重を減らしたい場合は、摂取量と消費量のバランスをマイナスにすることが重要です。
運動によるエネルギー消費量が多い場合や少ない場合には1日のエネルギー摂取量を調整しましょう。
極端な糖質制限をするのではなく、全体のバランスや、適度な炭水化物摂取も大切です。
あなたがダイエットをするうえで必要なカロリーの50%は炭水化物から摂取するようにしましょう。
糖質制限をオススメしない理由
体の中で最も利用効率のいい炭水化物が不足することで、倦怠感や疲労感などに苛まれる。
糖質制限を始めた1週間ほどは体重が落ちます。
しかし、それは食べすぎていた時の浮腫みや体内に蓄えていた糖質が消費されたことで一時的に水分量が減っただけなのです。
それだけでは収まらず、足りなくなってしまったエネルギーを体脂肪と筋肉を分解してエネルギーを作り出します。
その結果、糖質制限が終わってみれば体重自体は減ったものの筋肉量は落ちて身体のシルエットは崩れ、疲れやすくリバウンドのしやすい状態となっているでしょう。
そして、ダイエットが終わった達成感から食べ始めるとカラカラのスポンジが水を吸うかのように一気に体重は増え、食欲を抑えられなくなると思います。
最後に
ここまでご覧いただいた皆様は炭水化物は必須なんだとご理解いただけたかと思います。
これからダイエットを始める方や今現在、ダイエットに励んでいる方もダイエットを特別な行事ではなく、生活の一部としてあなたに合った食習慣を身につけましょう。
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