トレーナーが教える、大食いしても太らない人の謎【ダイエット】
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先日、このような質問をダイエット中の40代女性から頂きました。
大食いしても細い人はなんで太らないの？私はこんなにダイエット頑張っているのに、あの人はなんでたくさん食べても太らないんだ！
あなたもこのような疑問を感じたことありませんか？
分かります。自分は頑張っているのに、たくさん食べても太らない人をみると「なんでやねん！」ってなりますよね。
今回は「大食いしているのに痩せている人はなぜだと思う？」という質問をインスタグラムでアンケートをとりましたのでシェアしていきたいと思います！
めっちゃ食べているのになぜか痩せている＆太らない人の理由を一緒に考えながら答えを出し、僕たちも痩せてキレイな体をキープする方法を身につけていきましょう。
痩せたいけど食べたい女性は見ないと損です！
大食いしているのに痩せている人はなぜだと思う？
①筋肉量が多いから？
筋肉量が多い人は、エネルギーを効率的に使えるため、食べても太りにくい傾向があります。
人が太ってしまうのはカロリーを過剰に摂取することで、摂取カロリーが消費カロリーをオーバーすることが原因です。
そのため摂取カロリーより消費カロリーの方が多ければ、人は痩せやすくなります。
消費カロリーを増やすためには、基礎代謝量を増やすことが大切です。
基礎代謝は生きているだけで勝手に消費されるエネルギーのこと。
食べても太らない人は、太りやすい人と比べて基礎代謝が高いことが考えられます。
基礎代謝は筋肉量が多いほど高くなるため筋肉量が多いと痩せやすく太りにくくなります。
ただし、基礎代謝量はそこまで差はないんです。
体が大きい人や筋肉質でガタイがいい人と比べて、体が小さく筋肉が少ない細身の人は基礎代謝は確かに低くなります。
でも、その差は1000kcalなどものすごい差があるかと言われたらそうではないです。
おにぎり一個から2個の100～200kcalほどの差なので筋肉量が多いからドカ食いしても太らないという考えには、正直繋がらないかなと思います。
②一日1食しか食べていない？
一日一食しか食べていない人は、摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしにくいため太らないのでは？ということですね。
確かにこの可能性はあります。
体脂肪が1㎏増えるために必要なカロリーは7200kcalと言われています。
一日1食のバグ食いで7200kcalをオーバーすること可能性は低いです。
一度で7200kcal食べるといっても、人が一食に食べられる量なんて知れています。
そんなに食べられないので結果として痩せていくのです。
よほど満腹中枢が壊れてない意外は、適量で限界が来るはずです。
結局は、一度にドーンとドカ食いしても、他の食事を控えて7200kcalをオーバーしない状態をつくれば太らない。
そのため大食いしても太らない人は、一食だけドカ食いしているため結果的に摂取カロリーが7200kcalをオーバーしていない状態になり体重を維持できている、細い体がキープされていると考えられます。
③体質が関係している？
見た目は痩せているのに大食いタレントのように沢山ご飯を食べられる人がいますよね。
「なぜ、たくさん食べているのに太らないの？」と疑問に思った事もあると思いますが、「体質」が関係していると言われています。
“大食い”で知られるタレント・ギャル曽根もその中のひとり。もえあずさんもそうです。
大食いの人が太らない理由としてビフィズス菌がカギを握っているのではないかと言われています。
大食いの人の体には、「ビフィズス菌」が多く存在します。
ビフィズス菌は下痢の発生を抑制したり便秘の改善を行ったりと、排便をスムーズに行う働きがあります。
本来、食事をすると血糖値が上がりますが、ビフィズス菌の働きにより血糖値が上がりにくく満腹中枢が刺激されません。
そのため、人よりお腹がいっぱいになりにくいのです。
また、食べて栄養を吸収して脂肪として蓄える前に外に排出するので、多くの量を食べても太りにくい体質になっているとも言われています。
じゃあ、トレーニングをすれば大食い体質になり太らなくなるのではないか？と思った人もいると思います。
ですが、それは「不可能に近い」のです。この体質は天性によるものがほとんどです。
通常の人は大食いをしてカロリーがオーバーすれば太るため、なろうとしてもなれません。
④食べた後すぐ、💩をしている
これ実は関係ないんです！
食べたあとにトイレにいっても、食べたものがそのまま出ているわけではないです！
そもそも、食べたものが胃で消化・分解され💩として出されるまで15~20時間かかると言われています。
しかも、うんちっちは食べたものの栄養を吸収し終わった残りカスです。
人は、吸収された栄養素が多くすぎてオーバーした分、脂肪として蓄えられます。
うんちっちは体内で栄養の吸収が終えた残りカスなので、どれだけうんちっちの量が多くても太らない理由にはなりません。
⑤食べた翌日に調整しているから？
食べ過ぎた翌日に調整することは、ドカ食いして太らないためにも大切です。
実際に、食べたものが脂肪に変わるには48時間かかると言われているため、脂肪に変わる前に食べ過ぎをリセットできれば太らないということです。
ドカ食いしたとき、オーバーする栄養素はだいたい糖質と脂質です。
そのため、リセットするときは糖質のごはんやパン、脂質の揚げ物や脂の多いお肉やお魚は避けて、野菜や低脂質なお肉やお魚を中心に食事をしてあげましょう。
注意として、まったく食べないのは体が飢餓状態だと勘違いして脂肪をためやすくしてしまい、反動から余計に食べてしまうパターンが実に多いため一日断食するのは避けましょう。
摂るべき栄養素はとるようにしてリセットすればドカ食いをしても太りにくくなるでしょう！
まとめ
今回の内容をまとめると「食べても太らない魔法のような方法」はないということです。
食べても太らない人は「食べていない」か「食べたものが脂肪に変わる前にリセットがうまくできている」のどちらかです。
食べても太らないなんてワードに期待しないようにしましょう。
ただし、しったり対策していけばドガ食いしても太ることはありません。
普段の食事をバランスよく食べて気を遣うこと。
日々、運動をしておくことを大切にしましょう。
ただし、ダイエットはイベントではなく習慣なので食事制限も長い期間がんばっていれば食べたくなることありますよね。
会社の飲み会や友達、家族との食事もあると思います。その際に、ダイエットをしているから断って我慢ばかりするといつか限界がきて心が壊れる可能性があります。
ダイエットは食事8割 / 運動2割といいますが、心の健康が10割です。
人間関係や自分の心を犠牲にしてまでダイエットをすると、人生が豊かになりません。
ダイエットは痩せるだけではなく、人生を豊かにするためにしてほしい。
ダイエットとの距離感を大切に、食べるときは食べて、やるときはやる。
いいバランスでやっていけるといいです。
また、ダイエットで一番大切なのが「一日の食事バランス」です。
食事のバランスが整っていないと、ダイエットを頑張っていても痩せることは難しいです。
とは言っても、「自分で正しく食事を整えられているのか分からない。」と悩んでいる方も多いと思います。
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