あなたは本当に大丈夫?卵を食べて太る人と痩せる人の違い

先日、ダイエット中の40代の女性から質問をいただきました。

50代主婦

卵がダイエットにいいと聞いて食べています。本当に卵はダイエットにいいですか?一日何個がおすすめでしょうか?

ダイエットに最適といわれる卵ですが、実は卵をダイエット中に食べても痩せられない人がいます。

それはの卵の食べ方を間違えている人。そして、卵を食べているせいで太る人もいます。

そこで今回は卵を食べて太る人と痩せる人の違いを紹介していきます。

この記事を読んでいただけたら

・ダイエット中の正しい卵の食べ方
・マジで太る卵の食べ方

を知ることができるので、ダイエット中に納豆を取り入れている方は知らなきゃ損です。

卵がダイエットにいい理由

卵がダイエットにいい理由は以下のような内容があげられます。

  • ビタミンB群が脂肪燃焼率を高める
  • タンパク質が豊富で代謝が上がり痩せやすくなる
  • 悪玉コレステロールを減らす
  • ビオチンが豊富で美肌効果がある
  • 腹持ちがいい

このように卵には、ダイエットだけではなく健康にもプラスな効果を与えてくれます。

ただし、こんなにダイエットにいい効果を持つ卵にも太る原因となる落とし穴があることをご存じでしょうか。

今回は卵で太る人と痩せる人の違いをそれぞれ紹介していきます。

卵で太る人と痩せる人の違い

まずは太る人の特徴からお話ししていきましょう。

【太る人の特徴】

・1日3個以上食べている

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020」によると、脂質異常症などのLDLコレステロール値が高い方は、食事からのコレステロール摂取量を200mg/日以下にすることが望ましいと言われています。

鶏卵1個(約60g)に含まれるコレステロールは230mgなので、1日1個の卵を食べると基準量の200mgをオーバーしてしまうのです。

しかし、卵にはコレステロール値を下げる作用がある「オレイン酸」が豊富に含まれており、健康な人が卵を一日に2個程度食べてもコレステロールは上昇しないといわれています。

ただし「どれだけ食べてもいい」というわけではありません。一日にゆで卵を食べる場合は、2個までを目安にしましょう。

・卵しか食べていない

卵一個あたりのカロリーは74kcalのカロリー。たんぱく質が約6g、脂質が約5g、炭水化物がほぼ0gでそのうちとなっております。

タンパク質が豊富と言われている卵ですが、1個あたりのタンパク質量は6gとなっており、そこまで多くありません。また、一食あたりのタンパク質量は20~30g、1日あたりのタンパク質量は体重×2g(60㎏であれば120g)を目安にするといいと言われています。

一食あたりのタンパク質量を満たすために卵を4個は食べなければいけないことになります。しかし、先ほど卵は1日2個を目安にするといいとお伝えしました。そのため、卵でタンパク質を満たすことは難しいのです。

このようなことから、タンパク質を一食で20~30gとるためには、鶏むね肉などを加えてタンパク質を別の食材から補う必要があります。

そして、卵は糖質が少ないため食事で卵しか食べていないと糖質が不足して栄養素が偏ります。栄養バランスが崩れると代謝を落ちて痩せにくく太りやすくなります。

卵だけ食べているだけでは痩せるどころか太る原因になります。バランスよく食事をすることを心がけましょう。

・味付け/調理法で太る

卵の料理といえば、オムライスやとん平焼き、卵焼きに目玉焼きが代表的です。

では、卵料理で注意すべき高カロリーなレシピはどれでしょうか?それはこちらです。

  • カルボナーラ(779kcal)
  • 親子丼(684 kcal)
  • スコッチエッグ(473 kcal)
  • オムライス(781kcal)

このように、卵を一食でたくさん使う調理法はカロリーが高く太りやすいです。

逆にカロリーが低い卵料理がこちら

  • ポーチドエッグ(103 kcal)
  • 目玉焼き(130 kcal)
  • 卵焼き(145 kcal)
  • ゆで卵(91kcal)

ダイエット中は低カロリーな卵料理を選択してあげましょう。

【痩せる人の特徴】

・黄身と白身、全卵食べている

卵は完全栄養食と言われるほど栄養価が高い食材です。しかし、ほとんどの栄養素は黄身に含まれています。特にビタミン類は白身の方にはほとんど含まれておらず、身体では作れない必須アミノ酸の9種類全てが黄身に含まれています。

しかし黄身にしか効果のある栄養がないわけではなく、塩分を排出するカリウムやタンパク質は白身のほうが多く含まれています。栄養価が高いからと黄身だけでなく、白身も一緒に食べることがダイエットにはおすすめです。

・温泉卵で食べている

そのまま生で卵を食べる方が、効果的に栄養を摂取できそうですよね。ただし、黄身と白身がトロッとした温泉卵にすることで、卵に含まれる栄養の吸収率が高くなることが分かっています。

特にタンパク質については、生の卵の吸収率が51%であったのに対して、温泉卵の場合は91%と、かなり大きな差があると言われています。


また、温泉卵であれば、ゆで卵を作るときよりも加熱時間が短いため時短にもつながります。

ちなみに、温泉卵ではなく、トロトロの半熟卵でも同様の効果が得られます。自宅で卵を食べるときは、ぜひ半熟卵を作ってみてくださいね。

・食事で一番はじめに食べている

ダイエットを効率よく進めるためには、「卵を主食の前に食べる」ことがおすすめです。

主食などの糖質を含む食品には、血糖値を上げてしまうため脂肪がつきやすくなる特性があります。

しかし糖質を食べる前にたんぱく質や脂質をとることで、血糖値を下げるホルモンの分泌が促進されるため血糖値の急上昇が抑制されると考えられています。

ダイエットを頑張っているのに痩せられないあなたへ

いかがでしたか?今回紹介した納豆で太る人と痩せる人の違い。あなたは大丈夫でしたか?

是非、なかなか痩せられなくて悩んでいる方は、痩せる納豆の食べ方をしてダイエットに役立ててみましょう。

また、納豆を食べていても他の食事が乱れていては痩せることはできません。

ダイエットで一番大切なのが「一日の食事バランス」です。食事のバランスが整っていないと、ダイエットを頑張っていても痩せることは難しいです。

とは言っても、「自分で正しく食事を整えられているのか分からない。」と悩んでいる方も多いと思います。

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